主人公は、小さい頃から本ばかり読んでいる、読書好きの大学生。 
			 
			明るく活発な幼馴染、白石優里から告白されて、 
			高校卒業直前に恋人同士の関係にはなるが、 
			巨乳のせいで性的コンプレックスを抱えているらしい優里が、 
			どうしても「させてくれない」せいで、いまだに二人の間には、 
			エッチなことは何一つない。 
			 
			中学生くらいまでなら、そういったモヤモヤは読書に耽り、 
			その世界に没入し、想像力を広げていくことで解消できていたが、 
			さすがに大学生になると、そうもいかなくなる。 
			 
			蓄積されていく性欲。 
			 
			膨れていくエッチな妄想。 
			 
			それは優里だけではなく、近所の若奥さんから、 
			「お兄ちゃん」と慕ってくる知り合いの女の子、 
			満員電車、スクール水着、誰もいないオフィス…… 
			 
			様々な対象相手に向かって加速し、 
			様々なシチュエーションを得て飛躍していく…… 
			 
			そしてそれが頂点に達しようとしていた、クリスマス間近の夜…… 
			 
			”彼女たち”が現れた。 
			 
			「私たちのお手伝いをしていただく代わりに、 
			 貴方のその夢を、かなえてあげます」 
			 
			自らをサンタクロースだと名乗る彼女たち。 
			 
			四年間の契約を結び、主人公は彼女たちの手伝いをする傍ら、 
			己の妄想を具現化しつつ、恋人である優里との関係をどうするのか、 
			サンタクロースである彼女たちの援助やら鞘当やらを受けながら、 
			決めなければいけません。
			 
			もちろん、サンタでもあり、そして女の子でもある彼女たちとの関係も、 
			主人公のとる行動によって変化していきます。 
			 
			かなえるのは妄想だけなのか、それとも?……… | 
		
		
		
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